こどもの【遊ぶ力】遊び方
この章では、親が子どもの遊びにどのように関わっていくにあたっての、心の持ち様を教えてくれました。
成長には個人差があり、本人がどれだけ楽しめるかが重要だそうです。
追記(2021年7月)
2020年1月に、ついに1歳以降のジーナ式ネントレの翻訳本が発売されました!
一人目が1歳の時から読みたかった。。
すべての親は、自分の子どもが人気者で好かれる子に成長してほしいと思っています。
歩み寄ることを学んだ子どもは、自分がしたいことしか考えず、シェアすることを嫌がっていたときよりも、公平に、他の人から何が求められているか思いやりを持って遊びます。
遊びはとても重要な道具です。また、遊びは成長の中で周りに感謝することを学びます。
子どもは経験を吸収したり、スキルや意思疎通やコミュニケーションを上達させるのに遊びを使います。
私は、計画された刺激的な環境で最大限遊ぶことが、子どもの想像力を使うことができる、強い友情を確立することができる、兄弟と楽しむことできるようになる、多才で幸せな子どもにするのに最も大切だと思っています。
このように自分の仲間と遊ぶ子どもと、その仲間の子どもたちは、思いやりがあって思慮深い大人になると約束します。育児でこれ以上大切なことはありません。
1,2人の他の子どもたちと短い遊びの日程を手配することは、あなたの子どもが他の子どもたちと付き合う準備するのに役立つでしょう。
一度あなたの子どもが1,2人の他の子どもと一緒に楽しく遊んだら、あなたは友達の輪を広げはじめてもいいでしょう。そして、習い事に参加し、もっとたくさんの幼児や子どもたちと遊ぶ日程を設けてもいいでしょう。
しかし、注意したいのが、いくつかの大きな子どもで組織された習い事は、とても競争的になり得ます。そしてお母さんたちは子どもの確かな技術のアドバイスを自慢します。
同じ年の他の子どもの技術と自分の子どもを比較する罠にははまらないようにしてください。
子どもの発達は個人差があり、同じ年でも他の子より大きく語彙やスキル技術が高い子どもがいるのは事実ですが、長いスパンで見ると、他の子が知能が劣っているという意味ではありません。
長年にわたって、たくさんの赤ちゃんの素晴らしい成長見て、ケアする助けをしてきました。
とても無口な子や、ゆっくり話す子が、今では一番明るくておしゃべりになったりするのはとても面白いです。
このステージで一番重要なことは、子どもがどれだけ早くものごとを学ぶかということではなく、どれだけ楽しんで学ぶかということです。
子どもはそのような刺激的な機会をもらうべきですが、楽しくリラックスした環境で行いましょう。
遊び方
他の子どもと遊ぶことは、あなたの子どもがどのように会話をしたり協力するか、社会性の築き方を学ぶことです。
2歳までの子どもは、一緒に遊ぶのではなく、そばで遊んでいる傾向にあります。
この発達段階では、ほかの子どもと会う定期的な機会を確保することが重要です。そうすると、ものを共有したり交代したりすることを学びます。
子どもは、ただ見たり聞いたりしているだけでたくさんのことを学ぶ段階です。
2歳になるまでに、他の子どもたちとゲームや活動を一緒にして打ち解け始め、体や言葉の発達はもっと発達するでしょう。
肉体的にも精神的にも発達の早い子でも、2歳までの間に他の子どもがどのように遊んでいるかを観察する機会を持てなかった子どもは、他の子どもの中に混じることを不安がります。