ジーナ式ネントレ(1y~)

ジーナ式【5章 トドラーの日課】12~18ヶ月のスケジュール

ジーナ式ネントレの1歳以降「トドラーイヤーズ ジーナフォード」を、1歳の息子のために翻訳したものの備忘録です。

追記(2021年7月)
2020年1月に、ついに1歳以降のジーナ式ネントレの翻訳本が発売されました!
一人目が1歳の時から読みたかった。。

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12~18ヶ月のスケジュール

p112~120

食事時間

朝食:7:00/7:30
昼食:12:00
夕食:17:00

お昼寝

朝寝:9:30~10:00
午後寝:12:30~2:00/2:30
1日のお昼寝の上限:2時間

7:00/7:30

  • たいてい6:30~7:00に起きます。
    おむつを替え、朝食を食べる前に母乳もしくは脂肪分の高い牛乳をコップで1杯飲みます。

8:00/8:30

  • あなたが自分のことをいくつかする間、子どもは一人で短い間ご機嫌で遊ばなければなりません。
    この間に洗濯機を回したり、子どもの昼ご飯を用意したりするのにいい時間でしょう。
  • まだすんでいなければ、子どもの歯みがき、着替えをします。

9:00/9:30

  • 起きた時間によって、15分から30分のお昼寝が必要でしょう。
    公園に向かう途中の車の中やベビーカーで寝ることもあるでしょう。
    ランチタイムのお昼寝でぐっすり寝かせたいのであれば、30分以上寝かせてはいけません。
  • ミルクと朝食の時間が早めだった場合、水、薄めたジュース、フルーツを少しあげてもよいでしょう。しかし、10時以降にあげてはいけません。

10:00

  • 幼児のエネルギーはこの時間がピークです。
    退屈するのを避けるには、なにか遊びの計画を立てなければいけません。
    公園やサークル活動、プール、公共のイベントが有効でしょう。
    外に出かけるのが難しい場合、家でご機嫌にしているには、子どもに十分注意を払う必要があるでしょう。

11:30

  • 幼児が疲れてくる頃です。お腹がすきはじめます。
    時間に余裕を持って家に帰り、お昼ごはんの準備をしましょう。

12:00

  • あなたがお昼ごはんを準備している間、幼児がイライラしていたら、新鮮な果物や野菜のかけらを与えましょう。
    水やよく薄めたジュースを与える前に、ほとんどの食事を終わらせていなければなりません。
  • 幼児が食べ終わった後、あなたが昼ごはんの片づけをしている間、幼児がハイチェアに座って、一人で果物かチーズを食べられるよう励ましましょう。
  • 幼児がハイチェアのいる間、決して幼児から離れてはいけません。

12:30

・昼寝の準備をしましょう。寝る前に手と顔を洗い、おむつを替えます。
・昼寝は眠ってから長くても2時間にしましょう。
もし朝7:00から7:30まで眠り、朝寝を30分しっかりしていたら、このお昼寝はもう少し短くてもいいでしょう。

14:30/15:00

  • 授乳もしくはミルク、もしくはしっかり薄めたジュースをコップ一杯あげましょう。
    おやつにフルーツをひとかけあげましょう。

15:00

  • もし午前中にとても疲れる体を使う活動をしたのであれば、午後は静かに活動してみましょう。
    午前中静かに過ごしたのであれば、午後は体を使わせるようにしましょう。
    天気が良ければ、夕食前に短い時間公園を散歩したり、新鮮な空気を吸うために庭を走り回ったりすることは、前の活動にかかわらずいいことです。

17:00

  • 夕食前にほどんとのおもちゃを片付けておくことはいいことです。
    とても活動的な幼児の場合、夕食後にまた元気が回復し、たくさんのおもちゃがあるとお風呂に連れていくのが難しくなってしまいます。
    また、寝る前にとてもイライラして疲れる幼児もいて、おもちゃを片付けることが戦いになります。
  • いつも食事の前には幼児の手をしっかり洗いましょう。
    外遊びの後は特にです。もし幼児が主なたんぱく質を昼食にとっていたら、夕食はもっとシンプルでよいでしょう。
    スープとサンドイッチ、ソース付きのパスタ、手づかみできるものなどがいいでしょう。
    幼児は水、牛乳よく薄めたジュースを夕食と一緒に必要とします。
    しかし、飲み物をあげる前にほとんどの食事を食べているように励ましましょう。

17:45/18:00

  • 寝かしつける時間が19時より遅いとしても、夕食後すぐ寝る準備を始めるのはいいことです。
    幼児はあなたに手助けしてもらいながら服の脱ぎ着を学べる頃になると、せかされると幼児はぐずったり不機嫌になったりしてとても時間がかかります。
    幼児に、汚れた服を洗濯かごに入れたり、翌日の服を選んだりできるよう励ましましょう。
    18ヶ月ごろになると、少しの間おまるに座りたいサインを見せるかもしれません。
    これらのことは全て子どもが学ぶスキルで、子どもの自身や自立を助けます。
    したがって、イライラしないようにするために、十分な時間を割くことはとても重要です。
  • 幼児は筋肉のコントロールや目と手の連動が発達し、お風呂で水遊びをするようになるため、赤ちゃんの時よりお風呂の時間が長くなるのが普通です。小さいスポンジや薄い布を与え、体の洗い方を学びます。
  • 幼児を乾かし、クリームを塗り、服を着せるのに10から15分かかるでしょう。これらのすべてのことを幼児にも一緒にやるように励ますのはいいことです。
  • 可能になったらいつでも、寝る前のミルクや絵本の読み聞かせは、寝室でやるようにしましょう。居間でこれらを行うと、再度寝室に連れて行くのがとても難しくなります。

18:30/19:00

  • 一度幼児が着替えを済ませてベッドに行く準備ができたら、静かにする時間だと気付かせるために、電気をうす暗くすることが重要です。
    本を選ぶように励まし、絵本の読み聞かせに参加させましょう。
    ページをめくったり、指をさしたり、ページのものの名前をいったりすることができるでしょう。
  • 寝る前のミルクと絵本の読み聞かせは15~20分くらいにしましょう。
    これ以上長くなると、元気が回復し、落ち着かせるのが難しくなります。
    寝るために落ち着かせる前に、しっかり歯を磨き、ベッドで寝付くときにミルクを飲んでいることが決してないようにします。
    これは悪い眠りにつながるだけでなく、虫歯の主な原因になります。
  • このステージになると、幼児は一人で寝ることを嫌がり、少しひっつき虫になる子もいます。
    幼児を落ち着かせるために、穏やかな音楽をかけたり、童謡を歌ったりしましょう。

食事

朝食
午前おやつ
昼食
午後おやつ
夕食
寝る前

睡眠

夜11~12時間眠っている幼児の大半は、まだ1日に2回に分けて、2~2時間半のお昼寝が必要です。
しかし、18ヶ月になるまでに、1日に1回のお昼寝で大丈夫になります。
理想を言うと、このお昼寝はお昼ご飯のあとがよいでしょう。
朝に長めのお昼寝を取るより午後しっかり寝る方が、幼児が元気に過ごすことができます。
幼児が18ヶ月になっていて、夜しっかり寝ていて、一日に回お昼寝をしているのであれば、特にもし幼児が保育園に数カ月後に通うことになっていたら、午前中のお昼寝を徐々に減らし始めるかやめてしまうのが賢明です。

発達

子どもの運動神経と体を操るスキルはこの段階で急速に改善し、彼はますますあなたから独立し、自分で食べたがったり、自分で歯を磨きたがったり、自分で服を脱いだり着たがったりするでしょう。
efforts should always be encouraged and extra time should be allowed at mealtimes and bedtimes to ensure that he has the chance to learn these things
子どもは、上手にすることはできませんが、子どもの努力はいつもほめてあげるべきで、食事時および就寝時に、余裕をもってやらせてあげるべきです。
子どもは、1歳で家具の周りを周り、18カ月でしっかり歩くでしょう。
子どもは、喃語やあなたの1単語の真似をしはじめ、彼の語彙が増えるにつれて彼は2つか3つの単語を一緒につなぎ始めるでしょう。

以下に挙げるのは、この段階で子どもにやる気を起こさせることができることです。

  • 広い口のコップから牛乳や水分を飲ませましょう。
  • スプーンを使って自分で食べさせましょう。子どもに、次にスプーンでどれを取るのかを聞きましょう。「ポテト?」「ニンジン?」「カリフラワー?」などとです。これは、食べ物の名前を覚えるのに役に立ちます。
  • 服の脱ぎ着を自分でやらせましょう。汚れた服を選択かごに入れるのを励ましましょう。
  • 歯磨きや、体を洗うことを自分でやらせましょう。子どもに、お腹を洗うか、膝を洗うか聞くことと、そのときその場所を彼が洗うことは、体の名前を覚えることに役に立ちます。
  • 手をつないで階段の上らせましょう。降りるときは、どちらかの足をお腹につけて降りるか、一歩一歩お尻で降りたりします。

いかに上げるのは、子どもの発達を助けるおもちゃや遊びです。

  • がっちりした第一段階のクレヨンや、大きな棒状のチョーク
  • 型はめおもちゃやかんたんなジグソーパズル
  • 子ども用粘土
  • よく知っているものの簡単な絵の絵本を見せ、指をさして物の名前を言うことは、子どもの言葉や集中の発達を助けます。
  • 読む時に子どもが関われる、飛び出す絵本のような仕掛け絵本や、さわって感触を楽しむ絵本は、こどもの想像力を刺激します。18カ月になるころまでには、とても簡単な短い話の絵本や、子どもが一緒に踊れる、踊り付きの童謡の本を楽しむことができるようになるでしょう。新しい単語を教えるときは、口の動きが十分見える近さでいつもゆっくりはっきり話しましょう。多くの言葉を一度に教えすぎないようにしましょう。1度に2,3語程度に集中しましょう。そして子どもとの会話に毎日使いましょう。子どもがマスターしたら、いくつか言葉を選んで増やしましょう。
  • 週に2,3回習い事に連れて行くのは、子どもの技術の発達を助けます。彼は並んで遊ぶことや、ほかの子どもを見ることから、多くのことを学びます。やがて他の子どもとのやりとりを学びます。週1回の水泳のクラスは、体の発達を改善し、余ったエネルギー発散に役立ちます。
  • こどもがしっかりあるけるようになったら、かくれんぼは最高です。多くの肉体的エネルギーを使うし、新しいかくれる場所を考えることが子どもの想像力と記憶力の発達を助けます。
  • 押したり引いたりできる三輪車のようなおもちゃ、犬の押し車のおもちゃ、動物を引っ張るおもちゃ、おもちゃのバギー、掃除機のようなおもちゃなどは、後ろを向いて前に進んだり、横歩きや後ろ歩きを教えるのと同じくらい、調整と操縦子どものバランス感覚の発達を助けます。周りを観察しながら日常の活動をまねできることは、記憶と想像力を発達を助けます。
  • 童謡をふりつけで踊ることは子どもの肉体の調整に最適で、同時に記憶と言葉の技術の改善にも役に立ちます。
  • 人形ややわらかいおもちゃや食べ物のおもちゃ、お茶セットや家庭用機器のおもちゃをつかったごっこあそびは、みんなでつかうということを理解させるのに役立ちます。おもちゃとどのように関わるか、感情をどう感じて表現するかをごっこ遊びでの他人とのやりとりで学びます。ごっこ遊びで想像力を使うことを学んだ子どもは、大きくなったら、問題を解決する糸口を見つけるのを簡単にします。ジッパー、ボタン、ファスナーの付いた人形は、服を脱いだり着たりすることを学ぶのに最高に役に立ちます。