育児

【こども靴の選び方は間違うと怖い】正しいこども靴の選び方を知ろう

「歩き始めの靴、ほとんど使わないんだし安いものでいい。」
「よちよち歩きのかわいい娘に、zaraのかわいい靴を履かせたい!」
と思っていませんか?

こども靴をデザインや安さで選んでしまうと、成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

この記事では、こども靴の選び方、おすすめのこども靴について解説していきます。

ファーストシューズは超重要!

ファーストシューズは絶対に機能で選ぶべき理由は、歩き始めの赤ちゃんの足の骨は軟骨のように柔らかくて、きちんとした靴を選ばないと、一生体に不調をきたすことになるほど体に害があるからです。

正しくサポートしていない靴は一生のダメージを引き起こす可能性があります。


カリスマナニーのトドラー子育て「歩く」

まだまっすぐ歩けないうちからおしゃれな靴を履かせてしまうことはとても危ないことです。でも、12cmくらいのかわいらしい靴はたくさん販売されています。足のことを考えられていない靴を履かせることの恐ろしさを本で知ってから、そういう靴を見ると恐ろしくなるようになりました。

私が子ども靴について学んだ本は、「子供靴はこんなに怖い」という本です。現在廃盤になっているのか中古品扱いで価格が高騰しています。私は近所の図書館で借りたので、気になる方は図書館でチェックしてみることをお勧めします。

1996年とかなり前の本です。素晴らしい本なのに今売られておらず、子ども靴の本が少ないのは、この本がたくさんの人に読まれてしまうと、日本のほとんどの赤ちゃん靴が売れなくなってしまうからなのでは、と思ってしまいます。

それくらい、この本を読んだ後、安い子ども靴を買うことに恐怖を覚えます。

私は2015年の第一子の時にこの本に出会えたので、3人ともしっかりした靴を新品で買うことを徹底しています。

当時は足のサイズを見てくれる専門の方(シューフィッターさんといいます)がいらっしゃる靴屋さんは本当に少なく、靴探しは苦労しました。

今は、ゲンキキッズという靴屋さんが、パソコンを使って足のサイズを測ってくださり、店員さんも親切に足に合っているかを見てくださいます。今は3人とも定期的に元気キッズさんで足を測って、その場で試着してフィット感を見てもらい、歩かせてから購入しています。

1歳半までは、シューフィッターさんがいる靴屋さんで計測してもらって、実際に履いているところを見てもらってから買っていました。
靴選びの大切さは、カリスマナニー「ジーナ」さんのトドラー編育児本で知りました。
それきっかけで赤ちゃん靴について調べてみました。
「子供靴はこんなに怖い」という本読んで、絶対靴はいいの買おうと決めました。
歩き始めの赤ちゃんの足は、骨も足首もフニャフニャだから、サイズの合う、かかとのしっかりした、その子にあった靴を買わねばならないそうです。

大きいショッピングモールとか何箇所か回りましたが、資格持ったシューフィッターさんがいるお店は、大手デパートしかありませんでした。

1人目のファーストシューズを探している時、シューフィッターさんのいるデパートに行ったら、「今日シューフィッター12時出社なんですよ」と言われました。
2時間待ちますっていって、フロアを徘徊してたら、店員さんが追いかけてきて、
「すみません、今日体調不良でシューフィッター休むことになりまして」と言われました。
日本は室内で靴を履かないから、海外の人より靴は重要視されてないのかもしれません。

シューフィッターさんにお勧めしてもらった靴

1人目のとき、最初買った靴は12cmのアシックスだったのですが、二週間でサイズアウトしました。
でも、ここには娘の一生使う体のためと思って、投資し続けました。

メーカーに迷ったらアシックス

シューフィッターさんに相談したところ、赤ちゃんは踵の骨が軟骨のように柔らかいので、柔らかい靴を履かせるのは良くないそうです。なので、靴屋さんで赤ちゃんの靴の踵の部分を触り、ガッチリしているものを選ぶことをお勧めします。

第一子のファーストシューズは、デパートでシューフィッターさんにおすすめいただいたアシックスのファーストシューズを選びました。12cmでした。

踵が硬く、赤ちゃんの足首をしっかり支えてくれるのでお勧めだそうです。

靴の選び方

ファーストシューズは必ず踵が硬いものを選びます。赤ちゃんは踵の骨が軟骨のように柔らかいため、それを支える必要があるからです。
靴下のような柔らかい靴が売られていますが、踵を固定していないので、ぐにゃぐにゃの足首を支えられるものがいいそうです。

いつ靴を買えばいい?

シューフィッターさんのお話では、手を離して数歩あるくようになったら買えばいいそうです。

買い替えの時期

どの店員さんも口を揃えて、「赤ちゃんの靴は3ヶ月おきに0.5cmずつ上がっていく」とおっしゃいます。
3人育ててきて靴をかなり買っている私の体感も、だいたいそんな感じです。3歳くらいになるともっとペースはゆっくりですが、それまでは3ヶ月に1足ペースだと思っておいた方がいいと思います。

1歳 12cm、12.5cm、13cm、13.5cm
2歳 14cm、14.5cm、15cm、15.5cm
3歳 16cm、16.5cm、17cm、17.5cm

4歳でうちの子は17cmくらいだったので、だいたいこれくらいのペースで大きくなっていくと思います。

ファーストシューズを嫌がるとき

せっかくファーストシューズを買ったのに歩かない!ということがあるかもしれません。でもそれは全く問題ないとシューフィッターさんがおっしゃっていました。今まで裸足で歩いていたのに、急に足を固定されてバンドでぎゅうぎゅうにされたら、違和感を感じるのは当然です。でも、それでずっと歩かないということはありません。嫌がるからといって靴を変える必要はありません。硬くてマジックテープでぎゅうぎゅうに固定していないと、足の成長に悪影響を及ぼします。気にせず、慣れるまで待てば大丈夫です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

日本は室内で靴を脱ぐ文化なので、海外ほど靴への重要性の認知が少ないようです。でもだからといって、安いかわいい靴を履かせてしまうと、一生後悔することにならないとは言い切れません。

可愛い子ども服を何着か買うのを諦めて、性能のいい高い靴を買うことが、本当の子どものためになると思って、これからも投資していきたいと思います。