ジーナ式ネントレ「トドラー編」1歳以降
ジーナ式ネントレの1歳以降の洋書を読みました。
友達と遊ぶ力、壁に直面したときの対応能力、礼儀正しさ、寛大な心などを発達させる育児方法が、発達段階ごとにまとめられている、という内容でした。
ジーナさん風の育児方法、読んでいくのがすごく楽しみです!
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序章
私は、子どもを持つ親が、自分の子どもの今後のことをどのように思い描いているのだろうと思うことがあります。
ほとんどの親は、自分の赤ちゃんが健康で幸福で満たされた大人になることを望んでいます。
その期待は、現実とは大きくかけ離れますが。
成長している間、親は子どもが、友達と満足して遊ぶ能力、新たな課題に直面したときの勇気、礼儀正しさと寛大な心など、多くの技術や性質が成長すると確信しています。
それは親が自分の赤ちゃんに望むことです。
私は「自分の赤ちゃんがわがままで自己中心的で、お行儀の悪い子だとしても気にしません」と言っている親に会ったことがありません。
もちろん、きちんと子育てをしていても、子どもは時に無作法なことをします。
イライラしてかんしゃくをおこしますが、これは普通のことです。
いつか、子どもの遊び場などで、言うことを聞かせるのが難しい子どもや、行動が活発な子どもに会うことになるでしょう。
その子どもたちは、生まれた時からそのような子どもだったわけではありません。
では、どうしてそうなってしまったのでしょう。
それは、しばしば親の責任です。
年寄り世代は最近の子どもは甘やかされすぎで、生まれた時からもっと厳しくすべきだと言います。
しかし、もし私たちが心理学者の子どもの発達に影響を及ぼす見解を考慮するのであれば、権威主義的な内容は、しばしば子どもの不安の原因と、大人の不幸になることがあります。
私は、あなたの赤ちゃんが素晴らしい子どもになるための全ての答えを持っているとお約束することはできません。
しかし、世界中の家族のもとで働いてきた長年の経験則が、私に素晴らしい対処法を教えてくれました。
私は、何百人もの子どものいい動作、悪い動作を観察してきました。
そして、子どものしつけの対処法が親によって異なることについて考えました。
厳格な親のしつけに従う子どももいれば、話し合ったり、理由を子どもに説明したりする寛大な親もいます。
そのようなしつけをしたにもかかわらず、親たちは子どもの問題行動で絶望的になってしまいます。
私はこの本を、子どもが何を求め、願い、行動しているかということに対しての親の知識、理解を深めるためにこの本を書きました。
この知識があれば、各発達段階の異なる性格の子どもに対しての対処が期待できます。
そしてどんな困難にも落ち着きと自信を持って対処することができます。
幼児期は、簡単に習得できます。
この挑戦に対する深い洞察力と、特別な期間の楽しみ挑戦はあなたの経験を豊かにします。
これは難しいことではありません。
安全で幸せな家庭、健康なダイエット、よい習慣、励まし、愛という単純な土台があれば、あなたの赤ちゃんは自信に満ちた子どもになると信じています。